データセンターでラックマウント作業を行うならサーバーリフト(ServerLIFT)

サーバーリフト

導入事例

ネットワンシステムズ株式会社

ネットワンシステムズ㈱のテクニカルセンターは海外で発掘した新しいベンダーの製品やベンダーの新製品について、その機能・性能・相互接続性・信頼性等を市場導入前取扱いに評価、また最新技術情報のいち早いキャッチアップとその一元化・共有化を行う国内最大級のネットワーク技術研究施設だ。

オープンは2009年10月で現在は10人ほどが常駐する。このほか、社内の技術者数百人とは別にお客様やメーカー、協業パートナーのエンジニアが利用者としてテクニカルセンターを日々活用している。

国内最大級のテクニカルセンター

現在の東京都品川区にあるテクニカルセンターは広さが約2,100㎡、300本以上のラックを保有し、さらに作業エリアとして検証ルーム・デスクが用意されている。それまでは、某オフィスビルのワンフロアを占めていたテクニカルセンターだったが、手狭になったことや消費電力の関係から移転・再構築することで”国内最大級のテクニカルセンター”として生まれ変わった。

テクニカルセンターはベンダー製品の仕様書にプラスαされた機能・性能検証、異なるベンダー製品を組み合わせたソリューション検証、お客様への導入前検証などを目的に利用されている。

常駐は10人ほどだがこのメンバーはあくまでもテクニカルセンターの運用・管理業務に従事している。テクニカルセンターは外部よりリモートでも利用可能なため、日中の利用者数となると、各分野に精通したエンジニアが数百人にものぼるという。テクニカルセンターでは利用者は予約をすれば基本的には誰でも活用できる。


一口に新製品といっても、ルーター、スイッチ、サーバー、ストレージなどさまざまな重量/大きさの機器が存在する。

同センターの現場責任者でもある経営企画本部の吉野弘通さんは、「ラックには高さ2mまでの機械をマウントできます。実際に何度かありましたが、重量も数百㎏にもなる機器の搭載作業もありました。」と話す。この場合、常駐スタッフ3~4人がモジュールや電源ユニットなど、パーツごとに分解し、ラックに分解したパーツを挿入し組み立てるという作業を行っていたという。

そんなある日。

吉野さんらの現場にサーバー専用の電動リフターであるServerLIFT社製『SL-500X』が届けられた。送り主は、当時、同社ビジネス推進本部本部長の岩本智浩さん。すでに異動になってしまったが、以前にネットワンシステムズのファシリティ関連の責任者として従事していた。

実は、岩本さんは別ルートでServerLIFT『SL-500X』を紹介されていた。『SL-500X』の製品説明を受けた岩本さんは、「これは、素晴らしい製品だ!」と即決で導入したという。導入のポイントは、なんといっても作業者が〝安全〟に作業できる点。これを高く評価されたという。

重量物であればあるほど、威力を発揮

ServerLIFT『SL-500X』が導入されたのは、2013年1月。いわゆるトップダウンの形であった。「声に出してはいなかったですが、ServerLIFTのようなものの必要性は認識していました。ただ、なかなか実際に向けてのアクションを起こしていなかったのが実情でした。」と吉野さんは話す。

これまでは、脚立を使い人数もかけてラックに載せていた。マウントするのは小さな製品から大きな製品まであるが、当然大きくて重い製品はラックの下段にマウントするというのは原則であった。

しかし、現場ではラックへ1度マウントしてしまうと、スペースの都合上でラック上部に重量物をマウントする事例も発生してしまう。この場合、人数をかけて脚立で作業者の安全に配慮にするため3~4人の工数をかけていた。軽い製品で5㎏、大きな製品で40㎏を超える製品も実際にある。また、製品がテクニカルセンターに納品されても、広いテクニカルセンター内の特定ラックまで運ぶ作業だけでも大がかりとなる。

実際に『SL-500X』を扱うようになった吉野さんは、岩本さんと同様に安全性の重要性を認識する事になる。  「脚立で作業していた頃は、擦り傷を負う人、ギックリ腰になってしまった人などもいました。原因を突き詰めるとやはり無理な体勢で重量物を持ち上げることにありました。業務上、重量物を持ち上げる必要性がありますので、やらざるを得ないのですがServerLIFTは重量物であればあるほど威力を発揮すると実感します。この環境が、ServerLIFTの導入により大きく改善されました。」と語る。

正確に、しかも事故することなく機器をラックにマウント・アンマウントすることは、現場スタッフの重要な役割の一つとなっている。しかし、事故が起きてしまうと大きな意味での痛手ともなる。一つは作業者や利用者が直接負ってしまう損傷。そしてもう一つは、機器は数千万円、モノによっては億単位の機器も取り扱っているため、被害金額も莫大になってしまうのだ。したがって、「より安全な環境で作業をしなさい。と、いうことが当社のスタンダードとなっています。」と吉野さんは言う。

時間も人数も大幅に削減

テクニカルセンターでは、利用者にサービス提供の窓口業務を行う〝サポートカウンター〟と呼ばれるスタッフが常駐する一室がある。9時~17時30分を基本に、4人が常駐し、利用者が新製品の検証などを行う際に必要となる小型モジュールやLANケーブル類をはじめとした各種備品類の管理を行っている。これらの貸し出し・返却状況を管理するのがサポートカウンターの役割で、このほかにもラックの予約状況の管理などのオペレーション業務を行う。

テクニカルセンターの1日の利用者数が数百人にも及ぶため、カウンターの業務は常に繁忙だ。さらに、新規に何十㎏にも及ぶサーバー等をマウントするとなると、スタッフ4人全員が作業を行わなければならず、肉体的にも、時間的にも負担が増大してしまう。これが、ServerLIFT『SL-500X』の導入により、カウンターの作業は大幅に減少した。

 『SL-500X』の管理もカウンターの業務で、使用頻度は平均すると週2~3回となる。1回当たり30分利用する場合もあれば、大型の製品になると1日がかりになることもある。しかし吉野さんは、「実際に計測していないため感覚ですが」と前置きした上で、「以前は人数を多くかけていましたが、同じ人数で作業をしていたら、半分どころか、4分の1、10分の1かもしれません」と導入の効果を話す。

ネットワンシステムズ株式会社

所在地東京都千代田区丸の内2丁目7番2号
創立1988年
従業員数2,112名(単体)
URLhttp://www.netone.co.jp/
導入製品ServerLIFT 電動式 SL-500X

※本記載の内容は、取材時の情報です。